先日行われたライフネット生命の「今どき20代男子のライフスタイルと将来の備え調査」によると、20代独身男性の約35%が「結婚したくない」、約37%が「結婚したいができないかも」と回答をしていることが分かった。つまり、20代独身男性の7割以上が結婚に対してネガティブな印象を持っている、ということになる。
結婚したくない理由(複数回答可)としては「自由に使える時間が減るから」(59.7%)がトップ。続いて「経済力に不安があるから」(45.9%)、「自由に使えるお金が減るから」(45.3%)と、経済的なものも大きいようだ。また「結婚したいが、できないかもしれない」という人は、「経済力に不安があるから」(60.8%)、「女性にモテない・好かれないタイプだから」(48.2%)、「結婚相手に出会うチャンスが少ない・ないから」(48.2%)など、こちらも経済的な理由がトップに挙がっている。
衝撃的な結果ではあるが、ある意味なるほどと共感できてしまう部分もある。そこでここでは、この調査を実施したライフネット生命にこの調査の目的、またこの結果をどう分析しているのかなどを聞いてみることにした。ライフネット生命といえば、文字通りインターネットを主な販売チャネルとする「ネット生保」で、保険料の手数料開示や、子育て世代の生命保険料を半額にするなどの画期的なアイデアが注目され、業績を伸ばしてきた生命保険会社だ。今回お答えいただくのは、代表取締役社長を務める出口治明さん。早速、この調査の目的を聞いてみた。
「まず第一に社会の方たちの興味や意識、実態などを知りたいという目的があります。皆様がどう考えていらっしゃるのか、なにに興味があるのかなどを少しでも知るために、今回だけでなくさまざまな調査やアンケートを常に実施しております。第二にその結果を公表することで、皆様にも社会の等身大の姿を知って、考えていただきたいとも思っております。また当社はご存じのようにインターネットで商売をしていますから、ネットを活用していろいろなことができるという方法論があること、ネットの可能性を皆様にもっと知っていただきたいという気持ちも込もっております。ですから、このような調査をもとにした新しい商品の開発や、販売などは一切考えておりません」
では、この結果を受けて、どうすればもっと結婚に前向きになれるのか、さらに安心して子どもを育てられる社会になれるのか、どのように分析しているのだろうか?
「やはり経済を良くすることに尽きると思います。今回のアンケートをご覧になっていただいても分かるように、少子化問題も経済不安から起こる問題です。かつてない異常な事態ですよ。そもそもライフネット生命を起業した動機は、若い世代が安心して赤ちゃんを育てられる社会づくりに貢献したいという思いからなんです。ですから当社では、少しでも若い世代が保険に入りリスクヘッジできるように、子育て世代の生命保険料を半額にしてまいりました。それでも今回のような調査結果が出るのが現状です。とにかく実体経済を良くすること、それがすべてだと思います」
なんとも高い志である。だからこそ、保険料半額といったプランも打ち出せるのだろう。こうした志を持った企業がさらに増えれば、経済不安があっても、もっとポジティブに結婚を捉えることができるのかもしれない。
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離婚した時のリスクが圧倒的に男性側が不利。
これをイメージすると、男性は結婚という概念に良いイメージが沸かない。
慰謝料含め、財産分与含め法律改正の余地あり。
You could definitely see your enthusiasm within the paintings you write. The world hopes for more passionate writers like you who are not afraid to say how they believe. Always follow your heart. “What power has law where only money ru8#e.&sl221; by Gaius Petronius.
結婚したくない(できない)理由
①経済的な問題
②婚活するのが疲れた
③異性が信用できない←これは元カノの宗教的な問題(創価学会)
結婚したくない(できない)理由
①経済的問題
②婚活がめんどくさくなったし、参加する時男性は金額が高い
③異性が信用できない←元カノの宗教的な問題(創価学会)